コラムその8:修行の実際(ina)
- 2015/03/14 08:10
- カテゴリー:コラム
前回、「修行僧」って何?
興味深くお読みいただいたことと想像します。
またinaさんが続きを書いてくださいました。「僧」の
凄さがわかります!!お楽しみください。
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《修行の実際》
れる方などは、それだけで十分なポイントが貯まるため、修
行は必要ありません。それ以外でエリート会員のステイタスが
欲しい場合は修行が必要になります。
さすが「修行」と表現されるだけあって、ポイントを貯めるの
は色々となかなか大変です。高知発で国内線のみの修行だと、
路線と運賃や搭乗クラスにもよりますが、最低でも年間70〜80
フライトの搭乗が必要です。そして大前提として予算と時間が
必要です。
時間が限られている場合、国内の日帰りだと、高知→東京羽田→
沖縄那覇→大阪伊丹→高知と沖縄にタッチしてくる旅程、高知→
東京羽田→大阪伊丹→東京羽田→高知と行った通りに帰ってくる
旅程などは、体力的に正に修行です。また航空各社の競合路線、
新幹線との競合路線は運賃が安く設定されており、修行僧(ある
いは尼)が集まります。例えば沖縄那覇ー石垣あるいは宮古を1
日数回往復するピストン修行が有名です。
国際線の場合は様々な条件が定められており、それを上手く利用
した修行旅程もあります。(1)現地に夜23時頃に到着し、乗って
きた飛行機の折り返し便で数時間後に出発すると、現地での最低
滞在日数の1日をクリアできるとか、(2)国際線乗継分の国内線
航空券は割引になるので、沖縄那覇タッチ修行を国際線の前後に
付けるとか、普通の感覚では真似ができません。
前回と合わせて、マニアックすぎる世界のお話しでした。
By ina
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